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朝日新聞 カラ出張費1800万円の「使い道」 フライデー 009/03/13
超のつく高給として有名な社員の平均年収。それでもプール金は、あって邪魔にならないようだ。
2月23日、朝日新聞者は東京国税局の税務調査を受けたと発表した。架空の出張費の計上が
あったとされ、'08年3月期までの7年間で約3億9700万円が悪質な所得隠しと指摘されたのだ。
経理ミスなどをあわせると申告漏れの総額は約5億1800万円。重加算税を含む追徴税額は約
1億3900万円に上るという。
今回の所得隠しで特に問題視されたのが京都総局による約1800万円ものカラ出張費である。
朝日新聞関係者が内情を明かす。
「京都総局は社内では『接待支局』と呼ばれています。展示会などのイベントを頻繁に主催するため
社内からも多くの人間が立ち寄ります。こうした出張者の接待は京都総局長の重大な任務。接待
費用を捻出するため総局長が代々、カラ出張で裏ガネづくりをしてきたんです」
京都総局長の経験者ら3人には停職などの処分が下されている。中でも「1800万円のうち
1000万円以上の裏ガネを捻出していた」(前出・関係者)のがA氏である。A氏は'78年に入社し、
社内の一大勢力である「大阪社会部」のエースとしてならした人物だが、京都総局長時代は
羽振りのよさで知れわたっていた。
「Aさんの時代は『京都総局に立ち寄ると凄い接待を受けられるぞ』と社内で有名でした。接待は
決まって祇園のお茶屋。ちょっとした顔で『朝日の旦那はん』と呼ばれていましたね」(前出・記者)
接待攻勢が功を奏したのか、A氏はその後、社長室長まで上り詰め、'08年12月に発表された
朝日新聞、テレビ朝日、KDDIの3社提携をまとめたが、カラ出張疑惑を週刊誌に報じられたことで、
社長室長のポストを失った。
だがA氏個人の“犯行”と言えるのか。朝日新聞広報部は「関係者を厳しく処分しました」というが、
「一番重いA氏の処分で、わずか停職1週間」(前出・関係者)というから、その軽さには首をひねる
ばかり。身内ぐるみの愚行だったのかと疑いたくなる。官公庁の裏ガネ作りとなると躍起になって
叩く大新聞には、「李下に冠を正さず」の言葉を贈りたい。
※写真のキャプション
▲秋山耿太郎社長はコトを把握していたのだろうか