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頼近美津子さんの死で気になる鹿内ファミリーの“今”
５３歳の若さで食道がんのために亡くなった頼近美津子さん。あまりに早い死を悼む声しか聞こえてこないが、
夫がフジテレビグループの議長だった故・鹿内春雄氏だけに鹿内家のことが話題になっている。
フジサンケイグループの初代議長は春雄氏の父親の信隆氏。春雄氏は信隆氏の後継者として８６年に議長に
就任して、大躍進のキッカケとなる“軽チャー路線”を打ち出して快進撃が続いた。
その春雄氏は姉と妹がいる３人きょうだい。不幸にも８８年に急逝してしまい、信隆氏が議長に就いたものの、
信隆氏も９０年に亡くなり、次に議長になったのが妹の夫・宏明氏。しかし、９２年に解任されてしまい、日枝久
体制になった。
こういったグループ内の動きの中で未亡人となった頼近さんは鹿内家を離れ、旧姓で音楽活動を始めたので
ある。
そして、鹿内ファミリー。現在は長女で女優の奈月ひろ子さんの娘・植さんがフジテレビのプロデューサー、
宏明氏は会社を経営し、その長男の隆一郎氏も投資会社などを経営している。
さて、頼近さんには２人の息子がいて、喪主の雅雄氏は秋田にある国際教養大学に入学。同大学のＨＰには
雅雄氏の写真も掲載されている。今春で卒業のはずだが、フジには入社していないようだ。
頼近さんは春雄氏の血を受け継いだ息子たちのことだけは案じていたのではないだろうか。
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