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しかし、このことがネット界の住人から総スカンを食らった。
日本の影響力の強いブログ「ネタフル」で取り上げられると、日米の有力サイト複数に伝播、なかには
「Google Japan Buys Dirty Pay-Per-Post Links(グーグル日本は汚い手法でリンクを買った)」と辛ら
つな見出しもあった。
じつは日本に比べ、米国ではブロガーに対価を払って企業の宣伝の片棒を担がせる手法には強いアレルギー
がある。なにより、米グーグル自身が金銭を受け取ったリンクを排除している。つまり、今回の手法は自身の
ルールにも背いている間の抜けたものだった。
グーグルの先進性は高く評価されクールなイメージが強い。だからこそ、「他の会社なら許せたが、
グーグルがやったことがショック」(有名なブロガー)なのだ。愛情の裏返しが、反発が一気に広まった
理由かもしれない。
グーグル日本は開始早々の2月10日に同サービスを停止する羽目になった。しかし、その迅速な対応が
「さすがグーグル」とばかりに評価されている。災い転じて福となしたか。
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