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櫻井よしこ ブログ 「盧前大統領の国家機密流出事件、発覚 内戦状態にある韓国の実情」 2008年07月26日
URLリンク(yoshiko-sakurai.jp)
盧武鉉前大統領の国家機密情報持ち去りは、退任一年前から準備されていた。昨年4月、盧前大統領は国家記録物管理法を改正し、
第一七条で、現政権が大統領府記録館に引き渡す情報のうち非公開と指定した件については、国会在籍者の三分の二の同意なしには、
15~30年間、閲覧禁止とした。
そのうえで盧武鉉前大統領は、青瓦台のイントラネットシステム(e-知園)とまったく同一のもう一つのe-知園を、ペーパーカンパニーを通して外注した。
今年1月25日、右のe-知園を青瓦台に搬入、設置、2月14日から18日まで5日間かけて情報のごく一部を残し、すべて持ち去った。 (中間略)
事実は小説より奇なりというが、この信じがたい事件は現在も捜査中で、さらに新しい情報が出てくるだろう。
現在判明しているのは、盧武鉉前大統領が持ち去ったのは、すべてオリジナルの情報で204万件に上る一方、後任の李明博政権に残したのは
わずか1万6,000件のコピー情報でしかなかった。
持ち去られた情報には、人事、北朝鮮、警察、国防機密、外交機密など、重要情報がすべて含まれていた。
また、大統領府記録館に移された情報のうち、40万件は前述の改正国家記録物管理法第一七条によって現政権の閲覧はできなくなっている。
再度強調するが、同事件は捜査中で、現時点では不明の点も多い。
確かなことは、前大統領が国家機密満載のコンピュータシステムを、一年間の準備のすえに盗み取ったということだ。
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