08/10/19 22:29:17 JejF7B5H0
アメリカ共和党の政治家たちは、偉い。米下院で与党・共和党が反対に回り、
「金融安定法案」が否決されたというのであるから、凄いことである。
もともとNASAでリストラされた宇宙工学専門の技術者がウォール街になだれ込み、
金融の世界におけるマネーの動きに応用し編み出したのが、金融工学であり、
デリバティブであった。その異形のテクノロジーが、サブプライムローンを生み出し、
多くの投資家を「大博打」に誘い込み、ついに破綻してしまったのである。
こんなバクチ打ちが大損害を被ったからと言って、「国民の血税をつぎ込んで、
なんで助けてやらなくてはならないのか」という素朴な、しかも真っ当な感覚が、
怒りとなって大爆発し、これを与党・共和党の政治家たちが、たとえ選挙
目当てであったとはいえ、反対したのは、さすがである。「バクチ打ちは、勝手に死ね」
ということである。何事につけて、「自助努力」「自己責任」をモットーとする
アメリカ人らしい賢明な判断と言えよう。
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