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自民二階派の不起訴不当議決=西松パーティー券購入問題-検察審査会
自民党二階派の政治団体「新しい波」が西松建設のダミー団体からパーティー券代約830万円を受領した問題で、
東京地検特捜部が会計責任者だった国会議員らを不起訴とした処分について、東京第3検察審査会は17日までに、不起訴不当とする議決をした。
起訴猶予とされた同社前社長国沢幹雄被告(70)=政治資金規正法違反罪などで起訴=については起訴相当とした。議決はいずれも18日付。
同法違反容疑で告発した大阪市の市民団体が、処分を不服として審査を申し立てていた。
議決は、嫌疑不十分で不起訴とされた当時の会計責任者らについて「記録を見る限り、捜査が尽くされているとは到底言えない」と
検察の捜査を批判。「さらに踏み込んだ捜査が期待される」として、処分の再考を求めた。
小沢一郎民主党前代表の政治団体に対する偽装献金事件で起訴されたことを理由に、
起訴猶予とされた国沢被告については「十分な証拠があるのに起訴猶予は納得できない。この事件として責任を取るべきだ」と指摘した。
東京地検の谷川恒太次席検事は「議決については内容を十分に検討し、適切に対処したい」とコメントした。(2009/06/17-12:22)