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清水寺:「今年の漢字」の舞台使用中止も 漢検改革が前提
財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)が毎年12月に実施している「今年の漢字」発表の舞台、清水寺(同市東山区)が23日、記者会見を開き、
大久保昇前理事長らが代表を務める関連会社との不適切な取引解消など協会の改革が進まなければ、発表会場としての使用を断る方針を示した。
また、協会理事で、毎年「今年の漢字」を揮毫(きごう)している森清範貫主が5月1日付で理事を辞任することも明らかにした。
協会は95年から、一年の世相を表す漢字一字を公募し、最も多かった文字を「今年の漢字」と認定。
「漢字の日」の12月12日、森貫主が境内で大きな色紙に揮毫する発表イベントは年末の風物詩となっている。
会見した大西真興執事長によると、寺側は当初「京都の魅力の底上げにつながるので、いろんな寺院の持ち回りにしては」と提案。
しかし、協会から「うまくいったので今後もお願いしたい」と頼まれ、清水寺での開催が定着したという。
大西執事長は「協会の経理や運営に問題があった。透明性が高まり、『漢検も変わった』と評価できれば前向きに考える。だが、今のままではできない」と述べた。
一方、森貫主が07年4月の就任以降、一度も理事会に出席していないことについては「貫主は責任を重く受け止めている。名誉職的な意味で理事を受け、認識の甘さがあった」と釈明した。
また、今年1月下旬に協会の問題が持ち上がって以降
「協会とグルになって金もうけをしているのか」という電話や手紙が相次いでいることに言及。
イベントでは会場使用料としてお供え名目で50万円、貫主への謝礼20万円を受け取っていることを明らかにした。
協会理事では、新たに坂井利之・京大名誉教授も辞任。森貫主と合わせ、これで旧体制の理事8人中6人が辞任もしくは辞任表明した。【木下武、広瀬登】