08/07/24 22:33:27 iJZojF1g0
CIAによるマインド・コントロール人体実験:「被害者」たちが会合
7月17日12時3分配信 WIRED VISION
米中央情報局(CIA)は冷戦時代、マインド・コントロール研究『MK-ULTRA』を秘密裏に行なった。だが、一部の人にとっては、その恐怖が本当に終わったわけではない。
コネチカット州で8月、『儀礼的虐待、秘密組織、マインド・コントロールに関する第11回年次会議』が開催され、MK-ULTRAの被害者を名乗る人々もこれに出席する。
会議の出席者たちは、知らないうちにCIAの実験に参加させられていた自分たちの記憶について、意見を交わす予定だ。
この実験では、一般の民間人がLSDを飲まされることも多かった[英字版Wikipediaによれば、実験は1950年代初期から1960年代まで行なわれ、米国の44大学、15の研究所や製薬会社、12の病院などが参加したという。
実験の資料は破棄されたが、ドラッグなどを使って人の精神状態を操作するための実験だったとされる]。
ただし、会議主催者自身も述べているように、MK-ULTRAの犠牲になったと主張する出席者の全員が、実際の被験者というわけではなさそうだ。
MK-ULTRA以外の、明らかに深刻な精神的な問題に苦しむ人もいる。しかし、Jeff Stein氏が『Congressional Quarterly』の記事で明快に指摘しているように、そんなことは問題ではない。
MK-ULTRAの犠牲者は確かに実在したが、CIAは[1973年に]大半の記録の処分を行なったため、われわれがその全容を知ることはないだろう。
「CIAの局長だったRichard M. Helms氏は、大量の文書の破棄を命じた。そうした文書には、精神病院(ジョージタウン大学医療センターの一棟もその1つ)や軍の基地、複数の秘密の場所で、
CIAの『医師たちが実験を行なった未知数の『患者たち』の治療記録も含まれていた」と、Stein氏は記している。