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荒川区公社 元職員200万円横領、処分も発表もなし
8月7日8時0分配信 産経新聞
荒川区が100%出資する外郭団体「区地域振興公社」の元職員(50)が昨年4月から45回にわたり計約200万円を横領したが処分を行わず、発表もしていなかったことが6日、わかった。
同公社はこの職員が横領した金は全額返還したうえで、退職金を辞退したためとしている。
同公社によると、経理などを担当していた職員は架空の名目などで金庫から計200万円以上を横領。
使い途について「子供の大学の入学金や授業料に使った」などと話し、全額返済したという。元職員は7月22日付で依願退職した。
今年4月、19年度の決算をまとめる際に発覚。
公表も処分もしなかった理由について同公社は「本人から退職金を辞退すると申し出があり、懲戒解雇と同じとみなした。横領金も全額返済した」として刑事告訴も見送ったという。
同公社は昭和63年に設置され、区が5億円を出資。東京23区内唯一の公営遊園地「あらかわ遊園」を管理運営するほか、音楽や劇など文化活動を行っている。