08/04/05 00:26:19 xTvtbm92O
■《経営陣を監視し、経営に緊張感を与えたい》…これは株主として健全な要求
過去数年間、今の経営陣は企業価値を向上させていない。
投資ファンド側は、「役員会の全ての議席を欲しい」とか、「役員会の過半数以上を占めたい」とか言っているわけではない。
ただ、「『経営陣を監視し、経営に緊張感を与えることができるよう』、2つぐらいの議席が欲しい」だけなのだ。これは健全な要求。
断じて、投資ファンドは「乗っとり」や「経営権を握りたい」わけではない。情緒に支配され勘違いしてはいけない。
さらに、TCIは「我々は議決権を行使しない。Jパワーが望むなら議決権を行使しないとの覚え書きを交しても構わない」と要望の中で言っている。
■企業価値を相対的に測る世界標準の“ものさし”…ROE
世界市場が重視するのは「ROE(自己資本利益率)」。一方、日本の古い経営陣が重視するのは「経常利益」。
ROEとROAは、企業価値を測る世界的に認められている重要な“ものさし”。企業へ投資する際や、資産運用などの際にも、相対的なものさしが必要。
■電源開発は上場・民営化され、国内外の投資対象となった。その投資の誘いに乗ったら、いきなり「貴方達はNO!」では世界からは信用されない。
「上場・民営化した以上、WTOのルールで内外不差別でないといけない」はずなのに。