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森の幼稚園 (もりのようちえん)
-社会 -2008年2月3日
自然環境を保育の場として、特定の建物や囲われた敷地などのない幼稚園。
50年ほど前にデンマークでこの考え方が始まり、その後、ドイツに伝わって、1990年あたりから盛んとなり、現在では400以上の森の幼稚園があるという。
森の入り口で子供は親から職員に預けられる。
子供たちは職員に見守られながら、自由に森の中を駆けめぐる。
もちろん、道草をすることも自由である。
先生による本の朗読もお弁当を食べるのもすべて森の中で行われる。
大きな木に苦労して登って、自分の場所をつくったり、木になっている果実を食べたりするのも自由である。
もちろん、雨や雪の日もあり、子供1人では立ち向かえないような倒木などもあって、それに対して力を合わせて困難を乗り切るといったことも自然に学ぶことができる。
日本では、デンマークやドイツのように年間を通して森で過ごすという例は少ないが、1~2週間、清里高原などで「ミニ森の幼稚園」を体験するような幼稚園も現れている。