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「前科何犯も…彼は逃げた」自民・森氏、中川秀氏らを徹底批判
7月19日16時54分配信 産経新聞
自民党の森喜朗元首相は19日、民放番組に出演し、
両院議員総会での「麻生降ろし」を画策した中川秀直、武部勤、加藤紘一の元幹事長3人を名指しし、
「彼らは前科何犯も犯しているのに謙虚さがない」と強く批判した。
特に森氏の弟分だった中川氏を「平成19年の参院選で大敗した時の幹事長だ。あの時も両院議員総会を求める意見があったが、彼は逃げてしまった」と辛辣に批判。
武部、加藤両氏については、自らが首相当時に反旗を翻した12年11月の「加藤の乱」を念頭に置いたようだ。
また、地方選6連敗について「麻生太郎首相の責任にするのは酷だ」と首相を擁護。
署名活動を熱心に行った若手議員について「中川氏らにあおられたのだろうが、自民党を出て民主党に行くわけにはいかないということが分かっていない」と突き放した。
一方、森氏は衆院選後の展望について
「政局が大混乱になった時に政界再編をどうするか。政治空白ができないよう政局の安定を図る努力をしなければならない」と述べ、自民、民主両党の大連立に含みを残した。