08/03/01 15:41:45 qN/3khX/0
>>21つづき
■偶然見つけた個人情報
まず、実例を出そう。写真は、ウィキペディアの編集履歴の一部を撮ったものだ。
現在でも、この情報は残っているため、全体にモザイクをかけてあるが、これは私の個人情報を何者かがウィキペディアに投稿したことを表している。
個人情報の前後に、<>という記号が付けられているが、これは通常の検索では引っかからないようにするための「仕掛け」である。
「エゴサーチ」と呼ばれる検索の方法がある。これは、自分の名前やメールアドレスなどの個人情報を、検索エンジンを使って定期的に検索し、
個人情報漏れがないかどうか、誹謗中傷が行われていないかどうかを調べるものだ。
Googleも、特にクレジットカード番号などの個人情報について、流出の有無をチェックすることを薦めている。
最近の検索エンジンは情報の更新頻度が高いため、流出があれば、それをすぐに見つけることができる。
そして、速やかに対処すれば、被害を最小限に抑えることが可能だ。
かくいう私も、時々、意図しない個人情報の暴露がないかどうかチェックしている。
というのも、私はオーマイニュースをはじめ、実名を使って活動をしているのだが、実名から住所などを調べ上げた者がおり、
ネットの掲示板に投稿されるという被害にあったことがあるからだ(ちなみに、投稿した者に対しては、プロバイダーに発信者情報開示請求を起こしている)。
といっても、最近は特に新たな被害もなく、多少安心していた感もあった。
ところが、先日、調べものをしていて偶然このページにたどり着いた。
検索エンジンで見つからないよう細工されているため気づいていなかったが、
同様のプライバシー侵害が、調べただけでも10件以上、1カ月近くに渡ってウィキペディア上に放置されているのを発見した。