08/05/01 21:04:40 Lmy+mZwu0
以下、JANJANからの引用
URLリンク(www.news.janjan.jp)
>最近のスリランカの大統領選挙では、当選したら各世帯に牛を1頭ずつ与えると約束した候補者の話だけが世界に配信された。
残念ながらこの候補は落選して、大量の牛が幸いにも命拾いした。
くだらないと一蹴するものもいたが、世界の主要各紙がこの記事を取り上げたのは、
途上国のニュースの選定では欧米の読者の喜びそうな内容が重視されるからだ。
世界の主要メディアは途上国の報道価値のある出来事にあまり、あるいはまったく注意を払うことをせず、
欧米の読者にとって受けがいいが政治的には瑣末なことに注目するという、「欧米志向の偏った報道」を非難されてきた。
>現在、非同盟運動(Non-Aligned Movement:NAM)に参加する116カ国は、途上国関連ニュースを発信する通信社を作り上げようという
長期間棚上げしてきた提案を30年ぶりによみがえらせようとしている。
>欧米メディアはこの通信社連合に反対するキャンペーンを展開し、「NAMの通信社の情報は政府がコントロールしており、
通信社のほとんどがニュース発信の基盤を持たない」などと批判した。
>今なお足りないのは開発をあらゆる角度から検討した、プラスとマイナスの双方に関する記事である
>たとえば最初に発生が確認された国と年から名づけられた「UG99」という小麦さび病について報道する大手通信社はいない。
このUG99は世界の小麦収穫量の70%を壊滅させる可能性がある。
途上国に見られる「脱欧米によるメディア支配」。もしや日本の方が遅れてるなんてことにならないように、したいものである。