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「この国の広告業界を特徴づける一業多社制は、彼らに話すまでもない。ある代理店が
A電機をクライアントに持つなら、その代理店はけっして同業種B電機の広告作業を
請け負うことはない。こういった一業一社制が、欧米ではビジネス上の常識だ。競争
企業への情報漏洩リスクを恐れるからである。だが日本の広告代理店には、この国固有
の歴史的な特殊事情がある。だからこそ、(中略)IDカードがなければ他の営業局に
出入りできないし、PCではアクセス可能な範囲限定といった各種のファイアウォール
が設けられている。競争する企業間の情報流通を内部で遮断するこの壁の存在は、日本
の広告代理店の生命線といってもいい」(藤原伊織『シリウスの道』)
電通に問う。あなたがたはその生命線を守っているのか、と。
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