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<公務員制度>「反」「親」両派対立 自民に改革本部二つ
2月19日2時31分配信 毎日新聞
政府が今国会に提出する国家公務員制度改革基本法案を巡って、自民党内で「反官僚」「親官僚」両派のせめぎ合いが激しさを増している。
小泉改革路線支持派が集まる国家戦略本部と、官僚との共存共栄をはかる行政改革推進本部とがバラバラに検討作業を始めようとする始末。
行革推進本部が町村信孝官房長官が主導する政府の全閣僚協議(20日開催予定)と連動して渡辺喜美行革担当相を出し抜く構えなのに対し、
戦略本部は中川秀直元幹事長や塩崎恭久元官房長官ら「小泉・安倍ライン」が陣取っており、「親官僚」の首相官邸中枢をけん制する狙いがある。
公務員制度改革では、基本法案原案で渡辺氏が打ち出した「内閣人事庁」構想が白紙に戻った。
公務員と国会議員の接触に規律を持たせるため新設する「政務専門官」も「閣僚の国会対応等を補佐する」とだけ定めて具体的な制限は明記されず、渡辺案は後退した格好だ。