07/11/29 21:46:50 pAulpqUz0
>「国益派」と「保守本流」の意味を教えてください。
保守本流って言うのは、自民党の政治派閥。かつての最大勢力。
主に吉田茂率いる旧自由党・吉田学校系の流れを汲み、かつての自民党で大きな勢力を誇った田中角栄から連なる
平成研究会及び池田勇人から連なる宏池会の系統の派閥議員を指して用いる。
佐藤栄作・池田勇人・田中角栄・大平正芳・鈴木善幸・竹下登・宮沢喜一など、かつては保守本流派閥の領袖=首相・党総裁の出世コースと言われていた。
(ウィキペディアより)
田中角栄の木曜クラブから、独立した竹下登の経世会→小渕恵三派→橋本龍太郎派→津島雄二派と繋がり、
現在は、代表の津島雄二の名前から通称「津島派」と呼ばれる。正式名称は「平成研究会」
最近、防衛省問題で名前の挙がっている額賀さんや久間さんも、この津島派。
反対勢力=保守本流以外の派閥は、保守傍流と呼ばれ、最大勢力として「清和政策研究会」が存在する。
旧くは、自由党と旧民主党合同時の旧民主党=岸信介・鳩山一郎の流れを汲んでいる。
福田赳夫→安部晋太郎→三塚博→森喜朗→小泉潤一郎→町村信孝と繋がる。
安部首相、福田現首相もこの流れにあり、小泉政権以来、保守本流・平成研を凌いで最大派閥となっている。
保守本流は、吉田茂・田中角栄をはじめ、国の国益を考えて行動する政治家が多く、大きく属米・従米路線に傾くことはない。
田中角栄に見られるような、アジアを中心とした外交重視なども特徴。これを指して「国益派」と表現した。
ただし全てがそうとは言えない。この辺りはもうすこし追求したいところ。
これに対し、保守傍流(清和会系列)は、基本的に属米・従米路線。
それは始祖とも言える岸信介から小泉まで徹底されている。
彼らはとても「国益」を考えているとはいえない。