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「くいだおれ、最高」、選手ら大阪満喫…世界陸上
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
世界陸上大阪大会が後半戦を迎えた30日、午前は期間中で唯一競技がなく、大会のADカード
(身分証)を首から下げた選手、海外メディアの関係者らが大阪市内に繰り出した。あいにくの雨模様
だったが、選手らは「くいだおれ、最高」「大阪城はビューティフル」と街歩きを満喫。地元では「OSAKA
の魅力を世界へ広めてもらう機会」と期待している。
観光スポットで、道頓堀周辺とともに人気が高い大阪城天守閣(中央区)。大阪市がADカード所持者
を入場無料にしたこともあり、これまで800人近くが来場。この日も、外国人らが甲冑(かっちゅう)姿で
記念撮影する姿が目立ち、観戦のため米国から家族で来日したローレン・ケネディさん(42)は
「こんな美しい文化が残っているなんて素晴らしい。これからは買い物も楽しみたい」と喜んでいた。
ショッピングで注目の的は、やはり電化製品。北区の大型電器店には連日、ふだんの4~5倍の
外国人客が訪れる。開幕後に同店に足を運んだという女子百メートルのマカオ代表ロイ・イオンさん(19)
は「日本の電器製品の性能は有名。店内がとても広いので驚いた」と興奮した様子だった。
長居陸上競技場近くの商店街では“常連”の外国人も登場。「TAKOYAKIに夢中」というモロッコの
新聞記者ラチッド・アバーさん(29)は競技場そばの店で毎日欠かさず買っており、「食感がいい。
モロッコに持ち帰りたいぐらいだ」と絶賛する。
すし店「鮨兵衛(すしべえ)」でも、イタリアやドイツの客が目立ち、ドイツのテレビで紹介された。店長代理
の高尾雄介さん(30)は「生きのいい魚を食べ、日本料理のおいしさを広めて」と包丁さばきに力が入る。
大阪ライフを楽しむ外国人たちだが、高い物価には頭を悩ませる。節約のため1泊2300円前後の
西成区付近の簡易宿泊所を利用する記者や観客も多い。米国メディアが泊まる「ビジネスホテル中央」
を経営する中央グループの山田英範専務は「大阪城や海遊館への行き方を聞かれた。積極的に街に
出て楽しんでいるようだ」と話していた。