07/08/30 22:02:55 hzHEbszR0
「白い恋人」の賞味期限改ざん問題について
猛暑の最中、北海道を代表する土産物、「白い恋人」のメーカーが
賞味期限を改ざんしていた問題がテレビ、新聞をにぎわした。
しかし、「賞味期限」の意味を調べてみると、テレビや新聞がこれ
ほど騒ぐほどでは無い気がしてくる。
賞味期限とは、製造日を含めて概ね5日を超えても(6日以上日持ち
するということ)、品質が比較的劣化しにくい食品を対象として設定
されている。つまり、この期間内なら美味しく食べられるという意味
だ。そしてこの期限は、かなりゆとりのある設定であり、多少期限が
過ぎた場合でも品質は落ちるかもしれないが、食べられることは間違
いない。
「白い恋人」の場合、社内で4ヶ月の賞味期限としたから問題となっ
ただけであり、最初から6ヶ月とか8ヶ月と決めておけば、問題はな
かったのではないだろうか。事実、当時のメーカーの社長は「本来、
賞味期限を記載しなくてもいい商品」と言っていた。包装フィルムの
改良や社内テストで6ヶ月経過した製品にも、重さや味に変化なかっ
たというのだから、その段階でそうすべきであったのだ。
改ざん自体は許される行為ではないが、マスコミも一社ぐらいは「食
べても全く安心です」という事を伝えてもいいのではないだろうか。