07/07/02 18:42:46 MKK0SRQT0
2日 名古屋版
軍の自決強制結果的に事実
無職 小林哲之(愛知県岡崎市 60歳)
文部科学省が、沖縄戦における集団自決は日本軍が住民に強制したとする記述を教科書から削
除させたことに対して、沖縄では一斉に反発が起きている。
改定の根拠は、軍の関与の証拠は命令を下した元隊長の証言や林博史氏の著書『沖縄戦と民衆』
から引用された聞き取り調査の一節という断片的なものにすぎないというものだ。安倍首相は「検定
は学術的観点から検討している」というコメントを出した。
投降を許さず、米軍を鬼畜と信じ込ませた日本軍と攻め寄せる米軍の狭間で身動きが出来ない状
況に置かれた住民が、軍から配られた手投げ弾に何を感じ何を思ったかは想像に難くない。
そこには具体的に命令の有無を論ずる以前に、日本軍が組織的に住民を自決へ誘導した事実が
ある。それは沖縄戦の記憶を鮮明に残す県民の証言が立証している。首相の言う「学術的な観点」
の中に県民が存在していたかは疑問である。
記録のない現代史は、生き証人が語る体験談を積み上げて編むしかない。結果として国家の暗部
が顕在化しても、事実をきちんと伝えてこそ、子どもたちは確かな教訓としての歴史を学ぶことができる。
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とりあえず、事実そのものに疑問が持たれてるんだから前提条件にするのはやめて欲しい。
米軍を鬼畜と信じ込ませたのが悪いなら、責任はマスコミにこそあるんじゃないのか?
証言は裏付けが取れて初めて証拠としての価値が生まれる。
証言だけで事実に出来るなら冤罪なぞやり放題じゃないか。