07/06/11 23:18:28 9DmRhiyH0
かの国がベスト8へ進んだ時の記事(2002年6月19日付)
再び、赤い雄たけびがわきおこる。18日、延長戦の末、劇的な逆転で
イタリアを破り、8強進出を果たした韓国。路上を埋めた若者は喜びを爆発させ、
韓国中の人たちが、「一体感」とともに勝利に酔いしれた。
「日本の分もがんばりたい」。次は22日、アジア初の4強をかけたスペイン戦。
熱狂はもう止まらない。
タッチラインのすぐ前まで客席が迫った大田W杯競技場。安貞桓のゴールデンゴールが
ネットに飛び込んだ瞬間、真っ赤に染まった客席が、大きく揺れた。
「イギョッタ(勝ったぞ)!」
花火が夜空に打ち上がる。イタリアの応援団が陣取ったスタンドからは発煙筒が投げ
込まれた。客席に向け、太極旗をまとって子どものように踊る韓国選手たち。
「テー・ハン・ミン・グッ(大韓民国)!」 。勝利の叫びが鳴りやまない。
大田市の会社員、梁鍾憲さん(25)は、恋人に電話をかけたが、ワーワー
叫ぶだけで言葉にならない。「夢かと思った。W杯って本当に異変が起きるんですね」
涙声だった。 ソウルから駆けつけた朴炳成さん(51)は「もう優勝しかない」
興奮気味に「日本のみなさん、韓国が日本の分までがんばります」
スタンドには日本人も多かった。京都市の大学生、加藤伸一郎さん(22)は
「韓国は我々の魂を受け継いでくれ」
(続く)