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高知新聞 平成19年3月3日 声ひろば
四万十市の中学生”洗脳”するなかれ 井上高延 76歳 高知市種崎
二月七日付け本欄の拙論「秋水の副読本断じて採用反対」に反論を寄せた伊原一氏(二月十二日付、秋水は誇るべき郷
土の先覚者だ)と山泉進氏(二月十四日付、秋水の副読本は歴史から学ぶため)に申し上げる。私としては両氏とも戦後
生まれで東京裁判史観(自虐史観)に基づく歴史教育にたっぷり汚染され、『日本悪玉論』を徹底的に信じ込まされた
かわいそうな人たちと考えざるを得ない。
日露戦争以来、日本は好きで戦争をしてきたわけではない。マッカーサーも朝鮮戦争によって朝鮮半島は日本の生
命線であることを認識し、一九五一年に米国上院で、日本が行った戦争は自衛のためであり侵略戦争ではないと証言
したのだ。日本が命運を懸けて必死で戦っている最中に非戦を訴えた秋水は非常識な人と言わざるを得ない。
伊原氏は「秋水の非戦思想を継承したともいえる平和憲法を制定し・・」というが、現憲法こそマッカーサーが日
本の亡国を意図した世界にもまれな非常識な憲法である。どこが非常識であるか?「第九条」である。まるで侵略者
を誘致するような無抵抗な意思を表明した条文ではないか。非常識な秋水の思想と非常識な憲法九条が合致した憂え
るべき状況だと考える。
山泉氏は「副読本は生徒が学ぶためにあるので、一つの考えや一つの価値観を教えるためにあるのではない」とい
うが、副読本として、半ば強制的に読ませることこそ、無垢な少年の心に、よきにつけあしきにつけ先入観を植え付
けることになると思う。教えるよりまだ悪質である。
いずれにしろ、義務教育課程の少年に公費を使って特定の思想本を、しかも副読本として読ませるのは非常識だと
私は考える。
多数の反論が予想されます。井上さんへの援護射撃投稿求む。皆様の力をぜひお貸しください。
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