07/02/13 19:51:11 Uudiq7Kw0
今日は休刊日ですので、5年前の電波投稿をいくつかピックアップ
2002年 2月8日「声」 宮城版
『寛容』でない講演の頼み方 東京都台東区 公務員43歳 横田真司
新潟県立三条高校の高校生諸君へ。全く残念なことをしたね。ノーベル賞作家の
講演がきけると、胸をワクワクさせていた人も多かっただろうに。
大体、失礼な話だよね。講演をお願いする一方で、うちの学校は、日の丸・君が代
をきちんとやる学校だ、政治的な話は遠慮してほしいと話の内容を管理しようとする。
言論の自由ということへの認識、人間同士の付き合い方の礼儀といったものが
欠けているように思う。
大江さんが「私は講演を政治的宣伝の場にするような人間ではない」と気色ばむのも
無理ないよね。
大江さんは、恩師の仏文学者で三条市に縁のあるという渡辺一夫さんが深く考えた
「寛容」について君たちに語ろうと準備していたそうだ。きっと生涯忘れられない話を
聞くことができただろうに。またとない機会を逃して、がっかりしている友達も
多いんじゃないかな。