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興奮したくなる気持ちは分かるが、ここは冷静に批判。その②
05年9月17日 毎日新聞佐賀県版より
自遊席:無関心という大罪 /佐賀
「選挙に行ってない」と言えば驚かれ、「選挙に行かせてもらえない」と言えば不思議がられる。外国人の私には参政権がない。つまり投票も立候補もできない。
この国に生まれ、“義務”教育を受けた。日本語を話し、20歳から“国民”年金を支払った。日本の現状と将来を憂い、新聞記者になった。“国民”の義務である納税は、給料から天引きされる。
義務ばかり要求して相応の権利を与えないのは、基本的人権の侵害だ。けれども一票を持つ有権者じゃないから、政治家は救ってくれない。
今回の衆院選、県内の当選者は誰一人として、外国人参政権の問題を争点に挙げなかった。無関心な候補者と、それを選んだ有権者。日本人は冷たい。