10/03/18 00:54:48
人事は神聖なるものだ。
その決定はまさに人の人生の行方を左右する。
人事担当者は聖職者と言っても過言ではない。
崇高な理念を持って執務に当たらなければならない。
その意識なきものに人事を司る資格はない。
私には、心休まる暇など片時もない。
四六時中人事のことだけを考えている。
私には責任がある。
幾千人もの職員の人生を預かる責任だ。
公正・公平にして厳格な決定を下す。
裁きの鉄槌をふるう者は、
まず己を厳しく律せなければならない。
ほんのわずかな私情が命取りになる。
全ての決定には道理があるのだ。
奴が最終処分場へ飛ぶのにも相応の理由がある。
理不尽なことなど何一つない。
それが人事というものだ。