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工業用水道管に亀裂、床下浸水 静岡の漏水事故
01/21 14:46
静岡市葵区北で２０日深夜、地下に埋設された静清工業用水道から水があふれ出した漏水事故で、床下浸水した住宅は
２９世帯に上った。同水道を管理する県の２１日朝までの調査で、現場付近の地下に埋設されている同水道の水道管に長
さ約１メートル、幅約１０センチの亀裂が見つかった。県が復旧作業に当たるとともに、亀裂の原因を調べている。
県によると、水道管は直径９０センチで、厚さ１センチの鉄製。１９５８年に埋設したという。
静清工業用水道は葵区門屋の水源から清水区上原の上原配水池を通り、静岡市内の企業、グランシップや県立大短期
大学部など、７７施設に給水している。漏水したのは水源と上原配水池の間の水道管。大量の漏水のため貯水量２万トン
の上原配水池が空になったという。給水を受けている企業などが断水したり、水に濁りが出たりする可能性がある。県は
節水を呼び掛けている。
２１日未明には漏水の影響で一時１４世帯が屋外に避難した。化粧品販売業の女性（６１）は「給湯器が水に漬かって壊れ
てしまった。泥で汚れたのに、お風呂に入れない」と不満を漏らす。近所の主婦（６４）は「玄関まで水と一緒にごみや雑草
が入ってきた」とこぼしながら、片付けに追われた。
事故を受けて県は２１日午前、県庁で会見し、深井満企業局長は「復旧の見通しは立っていない」と説明した。同水道は昨
年８月の駿河湾の地震で緊急遮断弁が自動的に作動し、一時、送水が止まったという。深井局長は「その時の揺れでひず
みが生じた可能性もある。老朽化の兆候は見られなかった」と話した。
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＃少なくとも、浸水被害については賠償しなければならないだろう。相当な被害額だ。数年前に東国水道でも水道管破裂が
あった。管理がまともにできない静岡県。将来の静岡空港も色々起きそうだ。