10/03/19 19:23:06
松山市国民健康保険運営協議会(会長・小川時江松山東雲短大教授、17人)の
2009年度第2回会合が18日、市役所であり、市は国保特別会計の同年度決算見通しについて、
約1億4800万円の財源不足が生じ、2年連続の赤字となる可能性があると報告した。
市国保・年金課は、決算について今後の国庫支出金や保険給付費の推移によって、
最大4億円の赤字から収支均衡までの変動があると試算している。不況などの影響で
収納率が低下して歳入が伸び悩む一方、新型インフルエンザ流行などで医療費は
増加し、収支が悪化しているという。
08年度は実質的には約3億円の赤字。繰越金を充当し決算では約2600万円に
抑えたものの赤字は03年度以来。市は単年度収支を均衡させるため、09年度の
保険料を5・35%引き上げていた。