09/10/22 02:41:21
府庁移転 異例のタッグ 知事席に大阪市長「思い伝えた」
平松邦夫・大阪市長が知事席に--。
大阪府庁のWTC移転構想で、平松市長が21日、府議会に登場。
「(WTC移転は)歴史的に大きなかじをきることになる」と、府庁移転を実現するよう訴えた。
4会派との意見交換会という非公式の場だったが、記録が残る戦後だけでも、初めての対応。
橋下徹知事が「府議、市議、府市の幹部が集まり大阪のことを考えるのはとてつもないこと」と話したが、
拍手せずぶぜんとした表情の府議もいた。
吉田氏が「(WTCの建つ)臨海部開発はなぜ成功しなかったのか」と質問。
平松市長は「(原因は)市の組織体制。縦割りで全市的な取り組みが図られなかった」と認めた。
防災対策に関する「府庁の移転後、緊急時に連携を図れるのか」との質問には、
「危機管理についてはきちんと(連携を)やってきた」とし、
臨海部の高潮対策の不備が指摘されていることに「WTC周辺よりも内陸部に大きな被害が出る。
長期的・広域的に取り組むべき課題」とした。
今後5年で100億円の投資を決めている。
吉田氏は「それ以外の追加の負担をどう考えるか」とただしたが、
市長は「具体的な金額は示せない。必要な投資は適切に実施する」と語るにとどめた。
吉田氏が自民会派として「市役所がWTCへ、
府庁が市役所に移転する可能性はないのか」と再質問すると、
「これまでになかった議論。(府庁移転構想を)振り出しに戻す議論になる」と語気を強めて反論した。
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