09/12/05 14:33:24
柏の小学校建設予定地土壌汚染:県、公表遅れ理解求める /千葉
◇「程度など把握したかった」
柏市十余二の小学校建設予定地で環境基準を大幅に上回るダイオキシン類などが検出された問題で、
県の結果公表が調査の約1年後になったことに対し、4日の県議会本会議で、対応の遅れが指摘され
た。石渡哲彦副知事は「安全対策のうえ、不安を与えぬように汚染の程度や広がりを把握できた時点
で公表しようとした」と述べ、理解を求めた。
本会議で秋林貴史議員(公明)と吉川洋議員(市民ネット・社民・無所属)が県の姿勢をただした。
県によると、建設予定地で昨年12月、4・9倍のダイオキシンを検出したが、この時点では事実
を公表せず、周辺に広げて調査。今年10月までに計3カ所で基準値の最大81倍のダイオキシンと
最大113倍の鉛を検出した。
県土整備部の黒沢道秀・まちづくり担当部長は、これまでにかかった費用について「土壌汚染調査
に約550万円、立ち入り防止さくなど安全対策に約1200万円」と説明。汚染した土壌の処理費
用については「現時点では不明」と答弁した。柏市教委とも相談し、処理状況や費用によっては、学
校建設予定地を変更する可能性もあるという。【森有正】
毎日jp
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