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元消防士へのパワハラ認め和解 千葉・松戸市660万円支払い
千葉県松戸市消防局の元消防士4人が、訓練中にパワーハラスメントを受け退職を余儀なくされた
として、市に計約1200万円の損害賠償を求めた訴訟は27日、千葉地裁松戸支部(森邦明裁判長)
で、市がパワハラ行為を事実上認め、計660万円を支払う和解案で双方が合意した。
12月の市議会で和解案が承認されると、正式に和解する運び。
双方の関係者によると、和解案には(1)市は訓練で配慮に欠けた言動や行き過ぎた行為があったこ
とを真摯(しんし)に受け止めて、原告らに遺憾の意を表する(2)再発防止のための教育を消防局
内で徹底する―が盛り込まれたという。
訴えによると、4人は2005年に採用。06年に行われた約2カ月間の集中訓練で、訓練に名を借
りたしごきやいじめなどを受けた上、退職を迫られるなどしたため、辞めざるを得なかったなどとし
ている。
松戸市消防局は7月、当時の管理職ら11人を減給などの処分にしている。
2009年11月27日金曜日
河北新報
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