09/04/21 21:56:41
【安保】「種子島から発射するロケットも、日本上空を通るからPAC3を配備すべきだ」…真顔で語る民主議員
スレリンク(newsplus板)
北朝鮮によるミサイル発射を受けて開かれた民主党の外務防衛部門会議。
防衛省から、発射の誤探知の経緯や秋田、岩手両県に配備された地対空誘導弾パトリオット
(PAC3)の説明を受けると、リベラル系のある議員はこんな意見を真顔で言ったのだという。
「種子島から発射するロケットも、日本の島の上を通るのだろうから、
これにもPAC3を配備すべきだ」
出席者の一人は、「あきれるというか…。『世界観』が違い過ぎてとても議論にはならない。
でも、これが民主党の実態だ」とため息をついていた。
保守系から旧社会党左派までを抱え、「寄り合い所帯」「混ぜご飯」と揶揄(やゆ)されることが多い
民主党にとって、安全保障問題はアキレス腱(けん)だ。
そういえばソマリア沖の海賊対策をめぐって飛び出した意見にも首をかしげたことがあった。
2月初旬の部門会議では、自衛隊の派遣に極めて後ろ向きの議員が
「イラクで日本人3人が人質になったとき盛んに『自己責任』といわれたように、
ソマリアを航行するのは海運会社の自己責任ではないのか」と主張したのだった。
それを伝え聞いた官邸関係者が「自衛隊を派遣させないための議論で、国民の生命、
財産をどう守るのかの視点が欠落しているのではないか」と訝(いぶか)ったのも無理はない。
政府の海賊対処法案に対し、民主党は15日、自衛隊派遣に国会の事前承認を義務付けた
修正案の骨子を「次の内閣」で了承した。
今後、法案作成と与党との修正協議を同時並行に進めていく考えだ。
最終的には政権政党たりうる海賊対策をまとめてくれると、民主党には期待したいが、
もし未だに党内で「海賊というのは漫画で見たことはあるが、イメージがわかない」
(平田健二参院幹事長、1月20日の記者会見)といった認識があるのならば、望み薄だ。