09/06/13 21:19:35
自民、「ヤミ専従撲滅法案」提出へ
農林水産省のヤミ専従問題を巡り、自民党の「公務員の違法就労に関するプロジェクトチ
ーム」は11日、再発防止策をまとめ、発表した。
国家公務員法の改正などを含め、議員立法で一括して「ヤミ専従撲滅法案」(仮称)として
まとめ、早ければ今国会に提出したい意向という。
現行の国家公務員法や人事院規則では、労使交渉など一部の組合活動について勤務時
間内に行うことを認めている。また、短期的に職員の組合活動への専従を認める制度も許
可の基準が不透明で、同チームでは「職務専念義務をあいまいにし、ヤミ専従横行の温床
となっている」などと指摘。
短期専従制度の廃止や、労使交渉内容の公表などを柱にした同法改正などを求めている。
併せて、各省庁にヤミ専従の徹底した再調査を求めたほか、「仕事がないのに職員が多い
から、不適切な労働組合活動が可能になった」として、職務の量と定員を精査したうえで、
農水省や厚生労働省などの出先機関は組織の改廃も含め、行政改革を行うべきだとして
いる。