09/06/07 13:55:39
共同通信がやりました
食品表示に違反があったとして農林水産省が2008年、小売業者などに
日本農林規格(JAS)法に基づき行政指導や厳重注意をしたケースは879件あり、
うち公表したのは110件だけで、残る769件を非公表にしていたことが、
同省への情報公開請求で分かった。
国が把握した表示違反の9割近くは消費者に知らされなかったことになる。農水省は
「悪質と判断して是正を指示したケースは公表したが、過失や一時的な違反まで公表すると、
業者が受ける社会的打撃が大きい」と説明、消費者よりも業者への影響に配慮した姿勢が
浮き彫りになった。秋の消費者庁発足を前に、食品をめぐる情報公開の在り方が問われそうだ。
違反業者を指導する権限は都道府県にもあり、公表されていない違反はほかにも
多数存在する可能性がある。
共同通信が農水省と各地の農政局、農政事務所に08年の食品表示違反に関する指導や
注意の文書を情報公開請求し、開示された。具体的な業者名や販売店舗名、商品名は
黒塗りされていた。
(後略)
*+*+ 中日新聞 2009/06/07