09/01/20 07:51:59
時事ドットコム:23日閣議決定を確認=消費増税明記で-自民幹部
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自民党の保利耕輔政調会長は19日午後、党本部で、柳沢伯夫小委員長ら税制調査会幹部と会談し、「2011年度からの消費増税」を
付則に明記した09年度税制改正法案について、23日の閣議決定を目指し、党内の意見調整を終えることを確認した。ただ、党内には
中川秀直元幹事長ら付則明記に反対する意見も多く、調整は難航必至だ。
会談では、20日の政調全体会議で増税の根拠となる税財政抜本改革の「中期プログラム」への理解を求めた上で、22日の財務金融部会
・金融調査会の合同会議で、付則の了承を得ることで一致した。
この後、同党政調幹部は記者団に対し「プログラムの表現は明瞭(めいりょう)でないところがある。例えば景気回復後に増税を実施
することをより分かりやすくすることもあり得る」と述べ、党内の反対論に配慮し、付則の表現を微修正する可能性を示唆した。
消費税:増税、自民が22日に原案提示 中川秀氏、造反に含み - 毎日jp(毎日新聞)
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自民党は19日、消費税率の引き上げ時期が焦点になっている09年度税制改正関連法案の付則について、原案を22日の党財務金融部会
などの合同会議で示す方針を決めた。麻生太郎首相が消費税を含む税制抜本改革の「11年度からの実施」にこだわっていることに対し、
党内で反発が出ていることから、政務調査会と税調を中心に妥協点を探り、週内の決着を目指す。
これに関連し、消費税増税に慎重な中川秀直元幹事長は19日、「(結論次第では)その瞬間に判断する」と述べ、法案への造反を示唆
して党執行部をけん制した。
自民党の山本一太参院議員ら「国民視点の政策を実現する会」は19日夜、東京都内で会合を開き、付則に11年度からの消費税増税を
盛り込むことへの反対を確認した。山本氏は記者団に「いかなる理屈をつけても、『11年度』が入れば負の効果を与える」と批判した。
政府は当面、付則の文言を党側に委ねている。しかし、党の原案が中期プログラムから後退すれば与謝野馨経済財政担当相が反発するのは
必至で、案文調整は難航しそうだ。