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★「災害時の仮設住宅はすぐできるのに、私たちは軽く見られている。住居が決まらなければ
仕事もできない」と訴えた。←急な一斉解雇、求人減は労働行政上の災害とも言える。
誰も、100年に一度の大恐慌が来るとは思っていも居なかったのだから。大震災並みなのだから、
被災者に手を差し伸べるのは、労働行政を司る厚労省の仕事ではないのか?
<年越し派遣村>厚労省講堂は5日まで 寝場所の不安、再び
1月3日21時6分配信 毎日新聞
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
仕事と住まいを失った派遣労働者らを支援するため東京・日比谷公園に開設された「年越し派遣村」の
入村者は3日、大半が厚労省の講堂で朝を迎えた。テントより暖かく、泊まった人はホッとした表情を
見せたが、講堂の利用期限は仕事始めの5日午前9時。その後の宿泊場所は保証されておらず、
不安の声が高まっている。派遣村実行委員会は3日も、改めて住居の確保などを厚労省に求めた。
実行委によると、2日までの入村者数は322人(宿泊292人)で、体調が悪く風邪がうつる恐れが
ある人などを除き約250人が講堂に移った。3日になって入村者は約400人(宿泊約360人)に増え、
講堂に入りきれない一部の人が、公園のテントで夜を過ごした。
横浜市の簡易宿泊所から来た男性(47)は「講堂に寝られて助かった。同じような立場の人を多く
知ることもでき、勇気づけられた」と語る一方、「今後は親類を頼ろうと思うが、それが決まるまでは
寝る場所がほしい」と表情を曇らせた。
昨年11月に山梨県の電機メーカーへの派遣契約を切られた男性(48)は「災害時の仮設住宅は
すぐできるのに、私たちは軽く見られている。住居が決まらなければ仕事もできない」と訴えた。
日雇い仕事をし、深夜営業のファストフード店やマンガ喫茶を転々としていた男性(36)も
「働いてから数日後に日給が支払われる場合も多い。寝る場所だけは何とかしてほしい」と話した。
宿泊施設を巡っては、東京都中央区が廃校になった小学校2校の施設提供を決めたが、食事の準備が
容易ではないといった問題点が残っている。【工藤哲】