09/02/14 15:05:00
調査請求書:後援会に建設会社寄付、条例に抵触 南あわじ市長に、市民が提出 /兵庫
南あわじ市発注の工事に入札参加資格がある市内の建設会社の代表らが、中田勝久市長の後援会に多額の寄付をしているのは、
「南あわじ市長等政治倫理条例」に抵触しているとして、南あわじ市賀集福井の農業、稲山昜二さん(61)ら市民173人が
条例に基づく調査請求書を中田市長あてに提出した。
調査請求書によると、県選管が公表した06年分の政治資金収支報告概要で、市発注工事への入札参加資格のある市内の建設
会社2社の代表取締役2人が中田市長の後援会にそれぞれ100万円を寄付しているとし、さらに05年分の報告書概要では、
市職員の父親が100万円を寄付し、06年4月の定期異動で昇進していると指摘している。
南あわじ市長等政治倫理条例では「道義的な批判を受けるおそれのある寄付を受けないものとし、市長にあっては、その後援団体に
対しても同様に取り扱わせるよう措置すること」などと定められている。
稲山さんは「市発注の工事への入札参加資格がある建設会社代表や職員の父親が寄付をしているのは、『何かあるのでは』
とか『便宜を図っているのでは』と市民から疑惑を持たれる恐れがある。市長自らが定めた条例に抵触していないかどうか、
審査会で調査してもらたい」と話している。
いい【登口修】〔淡路版〕毎日新聞 2009年2月13日 地方版
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