08/11/19 09:45:58
元事務次官宅が相次いで襲われた18日、厚生労働省内には衝撃が走った。
午前中には元厚生次官の山口剛彦さん刺されて死亡しているのが見つかった。
夜には、同じく次官経験者の吉原健二さんの妻が襲われたとのニュースが入り、
ある幹部は「これは一体どうなっているんだ」と声をあげた。
幹部らは事件の一報が伝えられると、相次いで庁舎に戻り、情報収集にあたった。
吉原氏は年金局長時代の85年、20歳以上の人が全員加入する基礎年金制度の創設に、
亡くなった年金課長山口剛彦さんとともにかかわった。「吉原年金局長―山口年金課長」の
コンビで年金制度の大改正を手がけた仲。
厚労省幹部のひとりは、「午前、午後と、次々に元幹部が狙われているのではないか」と語った。
次官経験者にも戸惑いが広がる。元次官のひとりは「ショックを受けている。
組織として何か狙われているとは思いたくないし見当もつかない」と話した。
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「異常なことが起きている」。わずか半日の間に元次官宅襲撃の一報が相次いで飛び込んだ厚労省。
職員らが慌ただしく走り回り、事実確認を急ぐ一方で、歴代事務次官や年金局幹部経験者に
身辺注意を呼び掛けた。「連続事件の可能性もあるのか」と職員は未曾有の事態に困惑した様子。
元次官2人を知るOBは「2人は国民の誰もが受け取れる基礎年金制度を導入した立役者。
恨まれる筋合いはないはずだ」と憤った。
(共同)
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