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自治体情報公開度 県は全国12位 市民オンブズ発表 入札調書開示など減点
2009年9月3日
県市民オンブズマン連絡会議は、「第十三回全国自治体情報公開度ランキング」で、県が
十二位だったと発表した。県内の政令市と中核市は全国平均レベルだったが、そのほかの市
は平均よりかなり低かったという。
ランキングは今年四月、(1)首長交際費の開示(2)入札調書の開示(3)開示文書の
コピー代(4)閲覧手数料(5)情報公開を請求できる人の範囲-の五項目について、四十
七都道府県と七百七十九市、東京二十三区にアンケートを実施。県内では県と三十六市すべ
てが回答した。
県は(1)(3)(4)で満点回答だったが、(2)は入札後の公開で、(5)は住民以
外は理由が必要とされ、やや減点された。今回から県警が調査対象から外れ、順位は前回と
前々回の十七位から上がった。
県内の市では千葉市と柏市が並んでトップ。三位の富津市までが県の得点を上回った。全
体的に県庁からの距離が遠くなるにつれ、点数が下がる傾向にあるという。
同会議は「小さな市では情報公開請求自体が少なく、意識が低い。自治体全体の底上げが
必要で、そのためには県や大きな市がきちんと(情報公開を)やることが必要だ」と指摘し
ている。 (小林孝一郎)
東京新聞 TOKYOWeb
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