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『給付金』 地元潤すか 県内相次ぎ特典付き商品券
2009年5月14日
不況にあえぐ商店街の活性化を狙い、定額給付金の給付に合わせプレミアム(特典)付き商品券を発行する商工会議所などが
十三日までに県内の二十一団体に広がった。全五十六市町村のうち四十四市町村では既に給付が開始され、商品券に補助金をつ
けて支援する自治体は、地元にどれだけ還元されるか期待を寄せている。
市川商工会議所などは十三日、一万円で一万一千円分の買い物ができる商品券を六月八日から発売すると発表した。千円券十
一枚つづりで三万セット三億三千万円分を発行。市は商品券の製作費なども含め約三千八百万円を予備費から支出する。八月末
まで有効。
同商工会議所の片岡直公会頭は「個人消費の拡大で街ににぎわいをもたらし、商業の活性化を図りたい」と話していた。
流山市商工会は十五日から一万円で一万一千五百円分の買い物ができる商品券を一万セット発売。約三百二十の加盟店で使
用可能で、市は地域経済活性化策として計二千万円を助成した。購入は一世帯一セットに限られ、商品券の有効期限は十一月
十四日まで。
我孫子市は千五百万円を支援し、市商工会が三十日から六月三日まで10%のプレミアム付き商品券一億円分を発売する。
有効期限は八月末まで。大型スーパーや家電量販店を含め、市内三百九十店舗で使用できる。商工会の実行委員会担当者は「
消費者の購買意欲が拡大し、地域経済や商店街が活気づけば」と景気浮揚を願う。