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柏市の債権 １７７３万円滞留 ３公設市場 １業者は破産申し立て
2009年3月4日
柏市の公設総合地方卸売市場で営業する業者三社が施設使用料や電気代を滞納し、昨
年三月末現在で約千七百七十三万円の債権が滞留していることが、市場を運営する同市
の包括外部監査で分かった。うち約八百十六万円は、業者が破産申し立てをしているこ
とから回収の見込みはなく、同市は不納欠損として処分する予定だ。
監査結果や同市場によると、三社のうち柏市の総合食料品業者は二〇〇三年二月から
支払いが滞っており、滞留金額は施設使用料約六百九十万円、電気代約百二十六万円に
上った。業者は昨年九月に破産手続きに入り、債権の回収見込みはないという。他の二
社は現在も営業中で、同市は分納契約を結んで債権を回収する方針。
同市担当者は「何度も督促するなど努力したが、残念ながらこういう結果になった。
残りの債権は少しずつでも回収する」としている。 （平松功嗣）
東京新聞
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