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地域限定で就職面接会 柏市が県内初来月１９日に
2009年2月24日
急速な景気後退を受け、柏市は二十三日、独自の企業就職面接会や１０％のプレミアム付き商品券発行など、
緊急経済・雇用対策を新年度から実施すると発表した。
柏市の緊急企業合同就職面接会は、同市も管轄する松戸ハローワークと共催で三月十九日に開催。市内在住
者で昨年十月以降に離職した人や三月に各種学校を卒業する人が対象。企業側も市内に事務所があることが条
件で、現在二十六社から百二十人の募集がある。自治体がハローワークと合同で地域限定の就職面接会を開く
のは県内では初めて、全国的にも珍しいという。
市内の商店などで使える共通商品券は、地域経済の活性化が狙い。一万円で購入すると一万一千円分使える。
三億円分を発行し、プレミアムの三千万円は市が負担する。
また中小企業の経営を支援するため、資金融資枠を現行の七十二億一千万円から百億一千万円に拡充。利子
も実質金利負担を１％から０・５％に引き下げ、不足分は市が補う。
これらの施策について、本多晃市長は「市としてできる範囲のことを考え予算を付けた」と述べた。
（平松功嗣）
東京新聞
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