08/02/16 13:46:21
◎「パワハラ確認されず」=バス運転手自殺で名古屋市
名古屋市営バスの男性運転手=当時(37)=が昨年6月、パワーハラスメント(職権を背景とした嫌がらせ)の被害を示唆する文書を残して焼身自殺した問題で、同市は13日、再調査の結果、パワハラやいじめは確認されなかったと発表した。
市交通局によると、運転手は昨年2月、乗務するバスに乗り合わせた職員から、自分が所属する営業所職員を通じて「葬式の司会のようなしゃべり方はやめるように」と指導された。また、車内で発生した事故が判明し、同年6月には警察から事情聴取を受けるなどしたという。
聴取の翌日、運転手は市内の高速道路高架下で焼身自殺。
自宅のパソコンに「なぜ『葬式』呼ばわりされなければならないのか」などとする上申書が残されていた。
同局はパワハラには当たらないものの、「葬式」という指導の表現は不適切だったとして、職員2人を厳重注意した。
(2008年2月13日 時事通信)