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福山城遺構問題で文化庁が市の姿勢を批判
駅前整備かー石垣の保存かー。JR福山駅前から福山城の石垣がまとまって出土した問題で25日、
文化庁が福山市の姿勢を批判していたことが、市民団体が入手した文書で明らかになりました。
この文書は去年12月11日、県と福山市が文化庁を訪れ協議した際のやりとりを記録したものです。
石垣の保存を訴える市民グループが独自に入手し25日、公表しました。それによりますと、
文化庁は石垣について、国の史跡への追加指定を視野に入れていると評価する一方、
石垣の保存策が決まらないまま市が計画を進めていることについて「過去最悪のケース」と批判しています。
市民グループ側はこの文書の公開請求を福山市に行っていましたが、
市側が公開した文書はやりとりの中身を全て黒塗りにしていました。
この問題で25日夕方、福山市教育委員会が会見を開き、
市民グループが入手した文書について「おおむね事実であろうと認識している」。
黒塗りにした理由については「市民グループとの協議に混乱をきたすと判断した」と弁明しています。
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