08/09/08 17:42:32
文科省元部長に懲役2年求刑 国立大学施設整備汚職
国立大学の施設整備をめぐる汚職事件で、文教施設工事関連資料などを渡す見返りに現金270万円を受け
取ったとして収賄罪に問われた文部科学省の元文教施設企画部長、大島寛被告(59)の論告求刑公判が8日、
東京地裁(森島聡裁判長)で開かれ、検察側は「公務員の信頼を損なった悪質な犯行」として懲役2年、追徴金
270万円を求刑した。弁護側は寛大な判決を求めた。判決は10月7日。
検察側は「機密性の高い内部資料を漏洩(ろうえい)するという露骨な便宜の見返りに、長年にわたり現金を
受け取り私腹を肥やし続けていた」と指弾。大島被告は最終意見陳述で「認識の甘さから業者と不適切な関係を
続けてしまい、国民の信頼を損なったことを深くおわびします」と改めて謝罪した。
論告によると、大島被告は平成16年4月~18年4月、五洋建設の関連会社顧問、倉重裕一被告(59)
=贈賄罪で公判中=から4回にわたり現金計270万円を受け取った。このうち220万円については、倉重被告
の贈賄罪の公訴時効(3年)が成立している。
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