07/10/31 15:30:48
>>146
おさらいの前に知識の更新。
国務大臣の数は14人以内とする。ただし特別に必要がある場合は17人以内と
することができる。これは内閣法の改正で変わった部分。
で、「責任を負う」とはどういうことか?
芦辺憲法によれば「政治責任」であるとされている。ただし、憲法69条の規定により
内閣総辞職か衆議院を解散するかの二者択一を迫られ、やむを得ず内閣総辞職
を洗濯する場合は、法的責任という色彩も濃い。
加えて、ここでいう「責任」とは、内閣を構成する総理大臣及び国務大臣の連帯責任
である。内閣の意志、つまり閣議決定・閣議了解等の事項に反対である国務大臣は、
原則として内閣にとどまるべきではない。
次に、「予算に関して責任を取った内閣はあるか」だが、質問内容に不明確な部分が
あるので、確たる答はできない。
ただ、鈴木善幸総理が政権を手放したのは、昭和57年度における歳入欠陥が、前
年度に引き続き巨額となり、「増税なき財政再建」の公約に反したからだ、と見る向き
はある。