07/10/18 22:44:17
僕は道を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。
「ああ、自分は天下の農林水産職員なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
ガラ空きな官庁訪問を突破してから2ヶ月。
農林水産省に入省したときのあの喜びがいまだに続いている。
「日本最強の利権官庁 農林水産省」・・・・・
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。
松岡元大臣、赤城元大臣を始めとする農林水産省OBの先輩方に恥じない自分であっただろうか・・・・。
しかし、先輩方は僕に語りかけます。
「いいかい?利権というのは君たちが作り上げていく物なのだよ」と。
僕は感動に打ち震えます。
「国民が何をしてくれるかを問うてはならない。
君が国民から何を盗れるかを問いたまえ」
僕は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。
でもそれは日本の国家を食い潰す最高のエリートである僕たちを
鍛えるための天の配剤なのでしょう。
日本の闇を作りあげてきた先輩はじめ先達の深い知恵なのでしょう。
農林水産省に入省することにより、僕た職員は伝統を日々紡いでゆくのです。
嗚呼なんてすばらしき農林水産省哉。
知名度は世界的。悪名、犯罪率のすべてにおいて並びなき王者。
素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。
ただ周りの人には「農林水産省です」の一言で羨望の眼差しが。
合コンのたびに繰返される若い女性たちの側からの交際申し込み。
近所のマダム達からの熱いまなざし。
そしてあらゆる街を歩くたびに味わう圧倒的な農林水産省パワーの威力。
農林水産省に入省して本当によかった。