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補助金不正受給の園芸業者団体に返還命令 農水省
10月3日17時27分配信 産経新聞
大分市内の園芸花市場関係業者でつくる任意団体が、市場内に電光掲示板を設置する
事業で、事業費を水増しして施工業者に支払った金を還流させるなどの手口で、国の補助
金約１８７０万円を不正に受給していたことが会計検査院の指摘でわかり、
農水省 九 州 農 政 局 が
大分県を通じて返還を求めていたことが３日までに分かった。
不正受給したのは「市場施設高度化プロジェクト推進協議会」。同局によると、協議会は
平成１５年度にせりで商品などを表示する電光掲示板を設置。１６年に総事業１億円余りの
３分の１にあたる約３４４０万円を国から補助金として受けた。
今年１月、会計検査院が大分県に検査に入ったところ、協議会は事業費を約５６００万円
分水増しし、施工業者らに代金を支払った後、返還させていたことが判明。このため正規の
補助額との差額約１８７０万円の返還を求めたという。
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