07/10/30 18:10:48
名古屋市天白区役所でも不正プール金か
南区役所保険年金課で発覚した不正プール金問題に絡み、関係部署を調査していたところ、天白区役所でも不正に現金をプールしていた疑いがあることが10日、関係者の話でわかった。
同市では南区役所同様の不適正な会計処理とみて、詳しく調査している。
不適正な会計処理は1990年半ばから区単位で行われていた形跡があり、同区の係長級職員や中堅職員ら10名から20名に対し、架空の超過勤務手当を請求。
支払われた手当の7から8割分を総務課庶務係の担当主事に預けていたと見られる。
1人当たり年間3万円から5万円にのぼり、総額で数百万円になる。
担当主事は通帳を使わずに現金で保管し、各課に人数に応じて配分していた。
各課は、南区と同様、臨時に雇ったアルバイトの賃金や備品購入費に当てていた。
このような不適正な会計処理は昨年度まで行われていたと見られる。
退勤時間が記録されるようになったため請求が難しくなったことから、前天白区長の退任を機に中止し、それまでのプール金はすべて処分した。
市は「(事実確認中のため)コメントできない」としている。
今後は同区で個人的な流用がなかったかどうかも含め、実態を調査する方針であるが、通帳が存在せず事実確認が難しいとしている。
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