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首相、ボーナス返上を発表 柳沢、塩崎氏も年金問題で
2007年6月25日 19時05分
安倍晋三首相、柳沢伯夫厚生労働相、塩崎恭久官房長官は
25日、社会保険庁の年金記録不備問題の責任を重く受け止
め、夏のボーナスのうち首相、閣僚として受け取る分を全額
返上することを決めた。首相は234万円のうち既に約16
1万円を行政改革に積極的に取り組む姿勢を示すため返上を
決めており、今回はさらに残る約73万円を返上する。
塩崎氏が同日午後の記者会見で発表した。塩崎氏も今回、
約54万円の返上を決め、行革分を合わせ計約94万円の
返上となった。
首相の夏のボーナスは約536万円で、このうち議員歳
費として受け取る約302万円は公選法の規定により国庫
に返上できない。
首相は同日午後、官邸で会談した柳沢氏に「年金記録の
問題では国民に大変心配をかけた。行政の長としてけじめ
をつけるためだ」と述べた。
厚生労働省の石田祝稔副大臣や辻哲夫事務次官、村瀬清
司社保庁長官ら幹部も同様の措置を検討している。
(共同)