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続き
ところで,平成8年度に三重県や愛知県などの近県で
不正経理が次々と明るみに出て実体解明が進んでいたことから,梶原
前知事も,岐阜県でも総点検すべきであると考えていた。ところが,
平成8年3月に自治省から赴任してきた森元元副知事は,問題が表面化
する前に知事がイニシアティブをとって総点検すれば,知事のために
苦労してきた職員から批判が起きたり職員の動揺や相互不信などが
生じて県庁全体が混乱すると考え,梶原前知事に対して,梶原前知事の
出張旅費の一部に不正経理による資金が使われているとの一例を挙げて
庁内事情を説明し事態の推移を見守ることを進言した。その結果梶原
前知事もこれを了承し暫く様子を見ることになった(梶原前知事は,森元
元副知事との間で前記のようなやり取りはなかった旨述べているが,
森元元副知事の供述は,極めて具体的かつ自然なものである上,
梶原前知事が現にその頃に不正経理資金の存否について徹底的な
調査をしなかったことも事実であって,同供述の信憑性は高いと
考えられる。)
(平成18年9月1日「不正資金問題に関する報告書」
プール資金問題検討委員会)
URLリンク(www.pref.gifu.lg.jp)
何回も繰り返しますが、徹底した情報公開がなければ裏金の全容は把握
できませんし、今後もまた裏金を作ることが可能な土壌が残ってしまいます。
東知事の決断を求めます